君がため 春の野に出でて 若菜つむ
わが衣手に 雪は降りつつ
――光孝天皇
假名
きみがため はるののにいでて わかなつむ
わがころもでに ゆきはふりつつ
汉译
原上采春芽,只为献君尝。
犹见白双袖,飘飘大雪扬。
现代文
あなたのためにと
鉴赏
为了你,我冒着纷纷的春雪,到原野上采摘七草的新芽,我宽大的衣袖上,落满了雪花。这首歌感情朴实,不加粉饰。从万叶后期起,人们赠送礼品时,往往附上一首和歌,以表心意。
立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる
まつとし聞かば 今帰り来む
――中納言行平
假名
たちわかれ いなばのやまの みねにおふる
まつとしきかば いまかへりこむ
汉译
我下因幡道,松涛闻满山。
诸君劳久候,几欲再回还。
现代文
ここで
鉴赏
因幡国的山上长满了茂密的松林,长风吹过,卷起阵阵松涛,一路上听见松涛便不由得想起亲友们还在京都等候着自己。途中的松涛更增添了诗人的离愁别绪,那满山的松涛如同亲人们在向自己呼唤:“等着你呀,快回来吧!”他几乎忍不住想调转马头返回京城。