noteを開く()と、思い出()があるんです。

それは、よく一人()で、急()に決め()て出かけ()た「旅()」のこと。

行く()場所()を決め()ないで、気()になった駅()で降り()て、知ら()ない町()を歩き()ます。

観光()地()ではない、普通()の町()の景色()が私()は好き()でした。

地域()によって違う()マンホールの模様()を見つけ()たり、少し()色()が違う()信号()やタクシーを見つけ()て嬉しく()なったり。

その地域()のスーパーに行っ()て、地元()の人()の生活()の空気()を感じる()のも、小さな()楽しみ()です。

耳()を澄ます()と聞こえ()てくる方言()に、なんだか温かい()気持ち()になりました。

その旅()は、全然()派手()じゃなかったけど、今()でも心()の奥()に残る()温かい()記憶()です。

今()の私()は、実際()に旅()に出る()のはなかなかできないけど、noteを開い()て誰()かの世界()観()に触れる()時間()が、あの時()の旅()の感じ()と少し()似()ているような気()がします。

投稿()一()つ一()つには、その人()の時間()や人生()が表れ()ていて、知ら()ない誰()かの心()の中()にある町()を、一緒()に歩い()ているような気持ち()。

そんな時間()の中()で、「この人()はどんな毎日()を過ごし()ているんだろう」と、静か()に考える()ことがあります。

もしかしたら旅()とは、場所()を移動()することだけじゃなくて、心()の持ち()方()で作ら()れるものかもしれない…？

そんなことを考え()ながら実際()の町()を歩い()ていると、目()に入っ()たのはショーケースにたくさん並ん()で、いろいろな種類()のアイスクリームです。

「そうだ。今年()はちょっと違う()味()に出会う()冒険()をしてみよう！」

いつもなら、決まっ()て好き()なアイスだけを選ぶ()私()が、「えいやっ！」と勇気()を出し()て、普段()は選ば()ない味()を取っ()てみました。

すると、「あ、思っ()たより好き()かも…！」と思っ()たり、「これもいいな～」と感じ()たり。

気()がつくと、自分()の好き()な味()が少し()ずつ増え()ていきました。