我想吃掉你的胰脏
じゃあ、最後、君に。
名前、書いてあげなかったからね!君が書くなって言ったんだからね。
やあ、元気?
最后,是写给你的。
我就不写你的名字了,因为你说不要写你的名字。
嗨,你还好吗?
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その本、君にあげる。お母さんにも言ってあるからさ。いろんな人にメッセージを書いてるけど、皆に見せるのも捨てるのも君に任せるよ。
这个日记本就给你了哦。我已经和妈妈说过了。虽然给很多人写了留言,给大家看也好,丢掉也好,随你处置啦。
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私にいろんなものをくれた君への、せめてものお礼。
(どうしても知りたかったんだ。君という物語のは本当の結末。)
(我无论如何都想知道。你的故事的真正的结局。)
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日記にも書いたんだけどさ、実は病院で会うずっと前から、君が気になってたんだ。君と私はきっと反対側にいる人間なんだって思ってたから。だから、仲良くなれて良かった。最近は仲良くなりすぎなんじゃないか、なんて声もちらほら聞こえてるけど。
虽然日记里也有写,实际上在我们在医院相遇的很久之前,我就开始留意你了哦。我想我和你一定是两种截然不同的人。所以能和你处好关系真是太好了。“最近是不是太好了一点呢?”偶尔能听到这样的一些说法。
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正直言うとさ、私は何度も、君に恋をしてるって思ったことがあるの。胸がキュンってなったもん。ホテルの部屋でも、ハグした時もそう。だけど、私達の関係は恋とか、友情とか、そんなありふれたものじゃないよね。
老实说,我有好几次,都想和你谈恋爱呢。毕竟心动了嘛。无论是在宾馆房间,还是我们拥抱的时候。但是,无论我们的关系是爱情还是友谊,我想都不是那么司空见惯的东西。
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それと関係することが一つ。病院で私が、真実か挑戦をやろうって言った時、あの時何を聞こうとしたのか教えてあげる。それはね、どうして君は私の名前を呼ばないのって事。
有一件事情与此相关。我在医院说想要玩真心话大冒险的时候,想要问你的问题现在就告诉你。就是,你为什么不叫我的名字的原因。
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君は私を、君の中に誰かにするのが怖かったんじゃない?君は名前を呼ばれた時に、周りの人間が自分のことをどう思ってるか、想像するのが趣味でしょう?だから、君がそうするように、私が想像するのが怖かった。いずれ失うって分かってる私を、友達や恋人にするのが怖かった…っていうのはどうかなぁ?当たってたら、私の墓前にお供え物でも置いといて。
你是害怕将我放在心上吧?你被别人叫名字的时候,喜欢去想象周围的人怎么看待你自己的吧?同理,你害怕像这样去想象我。你知道总有一天会失去我,所以害怕和我成为朋友或者恋人……是这样吗?我说中了的话,就在我的墓前放点祭品吧。
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だから私も意地になって、君の名前を呼ばないようにしてたの。気づいてた?あ、でも臆病だって非難してる訳じゃないよ。だって私はね、君に憧れてたんだもん。
所以我也有一些赌气,也故意不叫你的名字。你发现了吗?啊,但是我并没有因为你的软弱而指责你哦。因为我呀,很是憧憬你的哦。
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君は本当にすごい人間だよね。
(そんなことはない。君の言う通り、ただの臆病者だよ。)
(我才不是厉害的人。正如你所说的,我只是一个胆小鬼罢了。)
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私の魅力は、私の周りに誰かがいないと成立しない。だって皆そうでしょう?人との関わりが人を作るんだもん。前にも言ったけど、それが私にとっての、生きる事。
我的魅力,只有在周围有人的时候才能展现出来。大家不都是如此么?人与人的关系造就了每个人本身。之前也说过了,对我来说,这就是我活着的意义。
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(そうだね。)
だけど君は、君だけはいつも自分自身だった。君は人との関わりじゃなくて、自分自身を見つめて、魅力を作り出してた。私も、自分だけの魅力を作りたかった。
但你不同,你总是孑然一人。你不是通过人与人的关系,而是通过探索自我,形成了自身的魅力。我也好想形成只属于自己的魅力。
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だからあの日、君が本気で私を心配してくれた日、君が私に生きて欲しいって言ってくれた日、初めて私は、自分がたった一人の私であるって思えたの。
所以那一天,你真情实感担心我的那一天,你说希望我能活下去的那一天,我第一次,觉得我就是我自己,而不是关系的产物。
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私はずっと、他に何十万といる高校生と同じで、ただ人よりちょっと短い人生送るだけの人間なんだよなぁって思ってた。だけど、そんな何でもない私を、君が大切に思ってくれてた。友達とか、恋人とか、そういう関わりを必要としない君が、ほかの誰でもない、私を選んでくれたんだもん。
我一直,和其他数十万高中生一样,只是我的人生比别人的短一些罢了。但是,这样微不足道的我,却被你看得这么重要。朋友啊,恋人啊,不需要这些关系的你,没有选择别人,而是选择了我作为那个重要的人。
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十七年、私は君に必要とされるのをまっていたのかもしれない。桜が春を待っているみたいに。
本当にさ、誰かを幸せに出来る君は凄いよ。
(僕は君の思うような人間じゃない。)
十七年的岁月,我可能就是为了等待被你需要而存在的吧。就像樱花等待春天那样。
真的哦,能让他人变得幸福的你真的很厉害。
(我不是你想的那样的人。)
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私はね、死ぬ前に伝えたかったの。
君の爪の垢でも煎じて飲みたいなぁって。
ただ、そんな言葉じゃだめだよね。
私と君の関係は、どこにでもある言葉で表すのはもったいない。
(彼女の、桜良さんの携帯電話は?)
我啊,在死之前想要告诉你。
我想把你指甲里的污垢当煎茶喝掉。
但是,这样的话语应该是不行的吧。
我和你的关系,用这种随处可见的说法根本不足以形容。
(她的,樱良的手机在哪里?)
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だから、思いついたの。
君は嫌がるかもしれないけどさ、やっぱり私は——
君の膵臓を食べたい。
所以呀,我突然想到了一种说法。
你可能有点嫌弃也说不定,但我还是要说——
我想吃掉你的胰脏。
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